触りたい、縛りたい、愛したい  〜例え許されない恋だとしても〜





「どれだけ私が我慢してたかわかる?」




「そんなの俺もだし」




互いに笑ってはまた唇が触れる。
何度も何度も触れるだけのキス。
深くなるとヤバいの知ってる2人だから。




でも……奈那のキスもっと味わいたい。
これはこれで軽く拷問だ。




首の後ろに手は回って。





「1回だけ……ダメ?」





もうあの瞳をしている奈那に何を言っても無駄なことは学習してる。
「したいの?」と俺が主導権握っちゃったけど大丈夫かな。





「うん……もうヒロ食べちゃいたい」




な、なんて可愛いことを…!!
いい?と聞かれたら答えはイエスだ。
そんな熱っぽい視線で言うの本当ズルい。




「ごめん……一瞬だけ我慢出来ない……」




ゆっくり重なった唇は優しくこじ開けられて蜜を嗜めていく。





すぐそばの廊下側からは多数の生徒たちの話し声が。
誰かが鍵を開けたらそこで終わり。
外を気にしながらスリル満点の行為。
大丈夫、気付かれないようにすることは慣れてる。




幸い、騒がしいせいで2人の漏れる声は掻き消された。
乱れた服を直しながらまだ離れたくなくて…キスを繰り返す。
肩がはだけたまま再び押し倒したら
「ヒロが欲しい…」って煽る。




奈那の細い人差し指が俺の口の中に入ってきて……
「ヒロもまだ欲しいんでしょ?」って。
外が気にはなったけどいやらしく誘う指に翻弄されて「欲しい…」と強引にキスをしてしまった。




「まだダメ……」




その瞳で言われたら心臓保たない。




「まだいっちゃダメだってば……っ」




色っぽい視線。
2回目なのにさっきより締め付けてくるからもうヤバい。




「奈那……これでいい……?」




じゃあ先にいかせてあげる………
本当はすごくキツいけど激しく突き上げるからそのまま壊れて……?
思わず俺の身体に手を付きながら耐える奈那も声だけは止めれず漏れてしまう。




「いって…?」




泣き喚いて壊れてくれ………




「奈那………いって?」




止まらない俺にしがみつく身体が揺れてる。
ダメダメ……と首を振りながら天を仰ぐ。
ビクン…!と痙攣したら力抜けちゃったね。