改めて申し上げるが、
俺は健全なる男子高校生だ。
年上彼女に翻弄されながら禁欲を虐げられている。
正直、毎日でもしたい。
今にも爆発しそうな性欲を完全に温存しなければならない。
遠隔なドS行為……
苦しむ姿を笑いながら見てるんだ。
「奈那の意地悪……」
「フフフ……でもこういうの好きでしょ?」
またお見通し。
すっげぇ悔しい…!!
頬に手をつきながらこっち見てる姿にずっとドキドキしてる。
「ねぇ、今どうしたいの?言ってみて」
ほら、やっぱりそういうこと聞いてくる。
そういう瞳してるもん。
言ったって実現出来ないのに吐かせるだけ吐かせるんだから。
本当、小悪魔。
バチクソ可愛いけど。
「ん…?ちゃんと声に出して言ってくれなきゃわかんないんだけど?」
すぐ煽る〜!!
テンパってる俺が大好物なんでしょ。
悔しい……………でも。
「……………たい」
「え…?」
「今すぐ抱きたい…」
「んふふ……よく言えました」
「何だよコレ!」
「じゃあ今日だけ……出していいよ」
「えっ!?」
「自分で……触ってみて」
「え、何言って…」
「一緒にはしてあげれないけどここから見ててあげるからやってみて」
ちょ、ちょちょちょ…!ちょっと…!!
目がマジなんだけど奈那どうしちゃったの!?
1人でヤレってこと!?
「わかってる…?ヒロが出すの、こんなとこから見せられる私の方が拷問だってこと。悔しいけど…見ててあげる」
喉が音を立てる。
一気に心拍数が上がった。
こんな色っぽい視線向けられて反応しないわけがない。
「だからイヤホンしてって言ったの」
ヤバい……囁かれながらその気にさせられていく。
顔が次第に歪み始めて………
手が勝手に動いて………
「じゃあ想像してみて…?ベットで私に何をしてるの…?」
そんなの決まってる………
「本当は焦らされるの…好きじゃないよね?」
うん……早くその透き通るような白い肌に触れたい……
全部見たい……