名前を呼んでもストップかけても止めてくれなくて呆気なく果てた。
すぐ動けないのわかってて外そうとするからそれはさすがに恥ずかしくて身体を起こす。
「え、え、奈那…ちょっと何してんの?」
テンパる俺にお構いなく次の袋を口で開けた。
マ、マジか…!
そんな触れ方されたらすぐに準備出来ちゃうけど。
装着してから上になるまで凄くスムーズでかなり自然体だった。
「2回目だからもう手加減しないよ…?」
「え……」
さっきも手加減してないでしょ…!
ちょっと……今日どうしちゃったの!?
もしや公園でのキスが引き金になっちゃった!?
わーん…!許してよ…!
本当ヤバいから…!!
「あ………」
思わず声が漏れたら奈那の動きが止まる。
ニヤリと笑う小悪魔さん。
「ヒロ……ここが好きなの?」
「う……」
これは枕を握りしめるくらいの案件…!
相当ヤバい。
一番弱いとこ知られてしまった。
どれもヤバいけどそこは秒で落ちる。
「そうなんだぁ…」と動きが増す。
首を振って拒むのに
「その顔、最高」とか言ってるし。
もうあの波が再び押し寄せている。
「あぁ…っ」
ヤバッ!
一瞬2人ともフリーズした。
すぐに唇を塞がれ奈那を感じるけど
頭のてっぺんまで熱く火照り出す。
「今のヒロ……やば…」
うん……今の声はちょっと大きかった。
下に聞こえてないよね!?
真夜中だから…バレてないことを祈る。
それより奈那の腰…どう止めようか。
さっきからずっと食いしばってる。
こんな短時間でいったら俺にもプライドが……
時折止まって奈那も呼吸を整えている。
それがまた可愛いのなんのって。
「ヒロ……ここ、私もヤバいかも」
だよね……奈那も辛そう。
どっちが動いてももう時間の問題……
だったら……
身体を起こして抱きしめる。
より密着して互いに動けば……
一緒にいきたい。
奈那と一緒に……………
声が漏れないよう互いの肌に顔を擦りつけて共に果てる………
こんなの………無理だ…………
離れられるわけがない……………