触りたい、縛りたい、愛したい  〜例え許されない恋だとしても〜





「クリア出来るまでね」




「うそーん…!ちょっと無理ゲーじゃね?」




「私クリア出来たよ?」




「いや、俺もあるけどなかなかの難しさだよ!?知ってるでしょ…!」




「うん、知ってる」




「奈那ぁ……意地悪しないで?」




ほら、言ってるそばから弱いとこ触れてくる…!
リモコン操作でこっちは手いっぱいなのにどうして攻めてくるの!?
反応してるのもろバレだよ……そんな触れ方されたら変な声出ちゃう。




耳も攻められて舌の音が欲を駆り立ててくる。




「ちゃんと攻撃しないと負けちゃうよ…?HP大幅に減ってるよ!?」




ちょっ…!誰のせいだと思ってるの!?
可愛い顔してやってること卑劣…!




「ラスボス来ちゃうよ?」




わかってるよ…!
それ真っ向から邪魔してるの奈那だよね!?
呆気なくゲームオーバー。
再びトライ……させられる。




ねぇ、今回は何の拷問……!?
負けたのがよっぽど悔しかったのか。
それともわかっててこの状況に持ち込んだのか。
うーん………後者であってほしい。




「ちょ……奈那……」




いつの間にか入ってる…!
直接触れられて……こんなの無理だ!
耐えきれる自信ない…!
指先がどうして欲しいのかわかってる。
だから正直に反応してしまう。
これは不可抗力だ…!




戦闘不能でまたもやゲームオーバー。
もう電源切った。
再スタートさせられないために。
攻め続ける手を取り一旦中断。




「奈那、俺は2人で気持ち良くなりたい」




「え、まだ虐め足りない…」




「い、虐め……!?」




「あんな負け方……私のプライドが許さない」




やっぱ前者だったかー!!




「ゆ、許してよ……」




「え、ヤダ」




「奈那〜!どうしたら許してくれんの…?」




ウルウルしながら謝ってもダメ。
普通に謝ってもダメ。
そしたら土下座か!?
シュン…と俯いていたら頬に手が触れて顔を上げた。