「いいよ……めちゃくちゃにして」
「え……?」
「不安にさせてた分、ヒロの好きにしていいよ…?」
プチッとリボンのフックを外す。
そのままボタンに移行して上から外していく。
鎖骨からブラへとはだけて白い肌が顔を出す。
再び視線が重なれば……
「もうヒロしか眼中ないのにまだわかんないの…?」
「うん……わかんない」
何度だって嫉妬するよ。
俺の女だってこの身体に刻みたいから。
壊れるまでわからせたいから。
わかんねぇよ………
だから奈那も俺の身体に刻んで………
俺の女だって安心させてよ………
ギシギシときしむベット。
重なり合う身体と荒い吐息。
「ヒロ…っ」と揺れるたびにまだ手の届かないところに居る気がして不安に駆られる。
「あ……っ」
奈那の一番感じるところ攻めてあげる。
声が漏れそうだから気をつけて…?
後ろから突き上げながら壊れていく横顔に高ぶっていた。
歪ませながら吐息混じりに呼ぶ声。
指を2本、口の中に入れて漏れる声を掻き消す。
「声…我慢しないと響くから」
そう言いながら激しく突く俺は意地悪だよな。
毎回わかっていながら止められない。
限界って言うまで……
先にそっちが果てるまで……
咥えたままの視線……堪んない。
そろそろヤバい………
一気に火照る身体と高ぶる鼓動。
「待って……ヒロ」
「無理っ…」
止められない…と目を閉じた瞬間。
階段を登る足音が聞こえてきた。
「奈那〜帰ってる〜?」って涼子さんの声も近付いて来てるのがわかる。
あまりにも急な展開にフリーズする2人。
隣の部屋をノックしてる。
えっ!?いつの間に帰って来たの!?
いつもの時間帯じゃなく早い帰宅。
予想だにしない状況にかなりテンパる。
慌てて服を着てバレないよう俺だけが部屋を出た。

