「録画してたドラマでも見ようかな」ってもう違うこと言ってる…!
ちょっと待って!と立ち去ろうとする肩を掴む。
反応したジュニアを必死で隠すも。
「え、コレどうしたらいいんですか!?ねぇ、コレどうしたらいいの!?」
めちゃくちゃ反応してんだけど!?
わざとだよね!?ご、拷問だ……
うーん、って何考えてんの!?
「じゃあ、口でしようか?」
「えっ……いや、それは……悪いです」
また飲ませるとかしたくないし。
第一、俺だけが気持ち良くなるとかちょっと嫌だし。
「え〜?じゃあ…」と首元掴まれて引き寄せられる。
「ずっと悶々としてて…?それ見てるの楽しいから」
極上のスマイル浮かべて行ってしまった。
う、うそーん……!!
これは本気の……拷問だ……!!!!!
どうすんだよコレ……なかなか戻らないぞ。
うぅ……こんなところで半ベソかいてる俺って……
この後必死のパッチで何とか収めて一息ついたら親父たちが帰って来た。
何事もなく笑顔で出迎えてる奈那にイーッダ!と舌を出して部屋に閉じこもった。
奈那のバカヤロー!
小悪魔!!
グスン……俺だけじゃ嫌だもん。
2人でするから良いんじゃんか。
クソ……言われた通り悶々しっぱなしじゃねぇかよ。
でも……それだけじゃない。
昨日より今日……さっきよりずっと
好きが溢れてる。
日に日に大きくなる想いはもう爆発寸前だ。
言う言わないの問題じゃなく、
俺自身がどうにかしないとだ………
奈那が好き過ぎてふと自分を見失ってること、気付いてないわけじゃないんだ。
コントロールしなきゃ……
守りたいものは同じなはずだから。
俺も変わらなきゃ。
前に進むのは奈那だけじゃない。
大切にしたい未来だから。
俺は奈那を……必ず……………

