「ねぇ、焼きそば食べようよ?」
「ダメ……もう少しだけ」
わかってるくせに。
これだけ煽られてもうおあずけとか我慢出来ないよ。
フライパンに蓋をして奈那をソファーに連れて行く。
「ヒロ〜お腹すいたよぉ……」
「ごめん……俺は今すぐ奈那を食べたい」
「……知ってる」
「奈那のせいだからね?」
「うん……わかってて煽っちゃった」
「そういうとこ……好きでたまんない」
キスで押し倒したら指を絡めてくれた。
いいよ、の合図。
俺の思うがまま愛していいよって意味。
ソファーで重なる身体。
寒くないよう後ろから抱き寄せる。
この態勢ヤバい……
締めつけて離さない……
絡める舌も触れる膨らみも全部……
一瞬で熱くなってとろけそう……
乱れる吐息が頂点を行ったり来たり。
「ヒロっ……!」
激しくしてごめん……
そろそろ限界だけどまだ繋がってたい……
「祐翔……顔見たい」
繋がったまま態勢を変える。
右足を肩に乗せたまま動いたら奈那の顔が歪むんだ。
それが色っぽくて全部欲しくなる。
この手で壊したくなる瞬間。
「奈那……いい?」
背もたれに添って起き上がる華奢な身体。
足を下ろして向かい合ったら抱きついて離れない奈那が愛しくて堪らない。
好きな場所もわかってる。
そこばかり突き上げたら壊れちゃう…?
「一緒に……いきたい」
「ん……っ」
締めつけながら押し寄せる波に呑み込まれる。
快楽の渦が2人を包み込んで共に果てた。
ぐったりしてすぐには動けない身体を寄せ合う。
胸の上で横になる俺の髪を優しく撫でてくれる手。
目が合えばキスが降りそそぐ。
終わった後の優しいキスは余韻が残ってて好き。
「汗かいてる……」
少し濡れた前髪を整えてくれる。
その視線も好き。
乱れた服を戻してお昼の用意をしている時もなかなか離れてくれなくて、そういうの初めてで…ギャップ萌えだってば。

