沈黙の歌姫


少しして辺りは真っ暗になった。


周りに人がいないかよく確認してから私はいつもの歌を歌う。




私が落ち込んだときいつも母が歌ってくれた歌。









ー♪大丈夫。この雨はきっと美しい虹をかける。だから目を背けないで。ー










タイトルも分からないその歌を小さな声で














私だけは私の声を忘れないように。












そっと歌う。