姫子は入学祝いにもらったスマホを取り出すと変態みたいに制服の袖に頬擦りするわたしの姿をパシャリと撮った。
「く、くく、これ今日できる新しい友だちに見せてやろ」
意地悪そうな表情でわたしに言う。わたしはあせって、そのスマホを奪いにかかる。ヒョイっハッうりゃっと手を伸ばすもことごとくかわされる。
「ひめちゃんーごめんなさい、それだけは、許してください」
わたしは泣きそうな声で懇願する。
「わかった。わかったから離れろ。それよりも早くき、が、え、ろ!」
わたしは枕元においてある?なげていた?スマホをとり、ディスプレイに映る時間を確認して、「やばいよー」と声をあげた。
「そうだ、やばいな、このままなら遅刻間違いなしだ、入学式早々遅刻したら目立つだろうな」
姫ちゃんは怒ったように言う。嫌、怒ってる。
「く、くく、これ今日できる新しい友だちに見せてやろ」
意地悪そうな表情でわたしに言う。わたしはあせって、そのスマホを奪いにかかる。ヒョイっハッうりゃっと手を伸ばすもことごとくかわされる。
「ひめちゃんーごめんなさい、それだけは、許してください」
わたしは泣きそうな声で懇願する。
「わかった。わかったから離れろ。それよりも早くき、が、え、ろ!」
わたしは枕元においてある?なげていた?スマホをとり、ディスプレイに映る時間を確認して、「やばいよー」と声をあげた。
「そうだ、やばいな、このままなら遅刻間違いなしだ、入学式早々遅刻したら目立つだろうな」
姫ちゃんは怒ったように言う。嫌、怒ってる。