人間はなぜ自分と違うものを忌み嫌うのだ?


みな違うのに、そんな他人に嫉妬していく。


今ここにある世界の現実は、“発展”と言う名の“破壊 だけ。


人間が住みやすい世界をつくるたび、人間の心は汚れていく。


沢山の悪と、醜い嫉妬心


嘘と、偽り。


そんな人間の心のせいで、この世界は少しずつ少しずつ壊れて崩れていく。


人間の発明と発展のために、腐り崩壊していく世界と心。


こんな世界を『美しい世界だ』などと、どこの馬鹿げた人間が言ったのだろうか。


他人の心の叫びも、自然の木々から聞こえる悲鳴も、動物達の助けを求める声も聞こえないお前らに、『美しい世界』などと語るしかくはないのだから。



何故俺達は、こんな人間達を助けてやっていたのだろうか

何故手を貸してやるのか

それさえもわからなくなる。


…あぁ






もういっそのこと…







こんな人間達に手を貸してやるのを









止めてしまおうか?














もうこいつらには助けるほどの価値は…





















残っていないのだろうか?


















少しでも…




少しでも…










助ける意味があったと信じていたかった。