”また来よう”


そう言われて嬉しいけど、その”また”はいつまで続くのかな?


小林くんは私に好きな人か、彼氏ができるまで見守るつもりなのかな?


でもそっか、女友達は私ぐらい…。


私の口元は少し緩んでいたと思う。


そして夕食後。


私達は自分たちの降りる駅前の、すぐそばのコンビニでお互い必要な物を買っていた。


「早瀬って、朝パン派?」


「え?なんで?」


「だってカゴに食パン入ってるじゃん」


「あー…うん、そうだよ?小林くんは?」


「俺もどちらかというとパン?まぁ食べない日もある」


「えっ!?朝食べないとダメだよっ」


「だって眠気には勝てないっ」


「勝てないって、あなた…」


「あーぁ、朝優しく起こしてくれる彼女欲しいなぁ」


「えっ……まぁ、そうだね私も」


「だよなっ」