私を、好きでいてくれた人


そして私は、小林くんと少し間隔を空けて入口に向かって歩いた。


受付で入館料を払うと、小林くんが受付の前の時間表を見ていた。


「どうしたの?何のスケジュールの時間表だろ?」


「あぁ、これはパンフレットの中見てみ?」


「パンフレット?」


小林くんにそう言われて、私は受付でもらったパンフレットの中を開いた。


すると一面に目立つように映っていたのは”プラネタリュウム”だった。


「プラネタリュウム?」


「そう、ここ中にプラネタリュウムがあるんだよっ」


「へぇ~?そうなんだ、じゃぁ小林くんが叶えたい夢って、プラネタリュウム見ること?」


「まぁ、正確には”プラネタリュウムにデートに来ること”かなっ」