『25階!?』

まさかのまさかの25階!?



「だから今更?ボタンに書いてあるじゃん。」


ケラケラと笑いながら言う樹。

確かにさ、そうだよ?でも最上階ってとこに注目しちゃうんだもん。



仕方なく無い?


「ふぅ、疲れた。あ、ちなみにここの階はひとつしか部屋ないからね。」



.........ん?1つしかない?それってもしかのもしかしてさ?



「ここだよ〜。はいどうぞ」



ガチャ────
そこの部屋に入った私は、歓声をあげた。