桜姫と王姫(完結を間違えて押してしまいました💦)

この人たちを信じてみたい。


『うん、なる。なるよ!』

私は満面の笑みをみんなに返す。

みんなはほっとしたような、嬉しそうな顔をして笑ってくれる。


「よかった……花鈴なら桜蘭のことちゃんと見てくれると思ってた」


樹がニコニコと笑って私の頭をぽんぽんとなでてくれる。


『みんな桜蘭のこと見てるでしょ?』

「まぁね」


みんなは苦笑いしかしてなくて、私は首を傾げる。

だって、私が知ってるくらいの有名な暴走族だよ?

みんなきっと見てるよ?


「みんな1位がかっこいいとか、顔がいいとかしか見てくれてないからね」


なんかこの少し悲しそうに笑った顔前に見たことあるな。


あ、そうだ。あの時だ。

公園から私の家に向かってる時だ。


あの時なんて言ったっけ。

〈どうして?怖くなんかないよ?ただかっこいいなぁって思っただけだよ?〉

たしかこう言ったはず。