桜姫と王姫(完結を間違えて押してしまいました💦)

私たちは屋上に行って床に座った。


キーンコーンカーンコーン────


「……話してくれる?」

莉緒ちゃんがおずおずと話しかけてくる。


『うん、話すね』

私は小さい頃からお母さんと虐待を受けていたこと、中3の頃お母さんが死んでもっと酷くなったこと、樹に助けてもらった事、今一緒に住んでる事、全部話した。



「……そんな小さい頃からだったんだ」

『うん……』

「花鈴、ごめん、ね?グスッ 気づいて……あげれなくて ヒック う、ぅ〜」

莉緒ちゃん……莉緒ちゃんは悪くないのに、優しいなぁ。

『いいの、私のそばにいてくれただけで』

莉緒ちゃんは悪くないよ?

そう言って笑ったらもっと泣いちゃった。


ぎゅっと莉緒ちゃんを抱きしめて泣き止むのを待っていたら。

「ねぇ、樹と住んでるんだよね?」