「……あぁそうだったね…」

ああ!また目を閉じて!


『寝ちゃダメだよ!起きて?』

これ以上寝てたら遅刻しちゃうよ!




「わかった!起きる、起きるよ!」

そう言ってガバッと布団をめくった。


やっと起きる気になってくれた!


『じゃあ待ってるね!』

そう言って私は樹の部屋を出た。