「ねえ、ここはどこなの?」

バタンッ

「わあっ!」

「黙りなさい。ここの扉に入ったら一切喋るな。喋ったら殺す。私はどんな音でも聞き分ける。たとえ超音波だとしても。」

「はい。」








「咲彩、待ってたよ。可愛いお嬢ちゃん達もね!」

「ごめん待たせた。」

「ねぇこの人は誰……」

「お前たちは黙ってろ。」
「いいのを持ってきた。動きは鈍いが頭は悪くない。」

「へぇ〜いいね」

「ねえ、そこのお嬢ちゃん達。ここはもう鍵が閉まってるね。そう。どこにも行けない。君たちには僕達の餌になってもらうね!」

ピンッ
指パッチンの音がして鍵がかかる音がした。

「ねえ、私水の子の一騎なの。1番上の役職よ。」