「咲彩昨日intotaguromu始めたよね?フォローしておいたよ!」

「ありがと。」

「始めたばかりなのにフォロワーたくさんいたね!すごいよ」

「そうなのかな?」

「うん!ていうかみんな短文とかやってるから押してみたら?」

「そうだね」

短文という2文字がたくさん。
そんなに暇なんだなとしみじみ思う。
ポチッと音がして短文が押された。

すると20分後、高校生のいとこから返事が来た。

「私どこだろ……あ、あった」

―さーちゃんいつもありがと!今度また出かけようね!

「あ、咲彩ちゃんこの先輩とお友達なんだね。」

「ううん。いとこだよ」

ここから事件が始まった
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