「どうしたいかは、和香が決めて。どんな決断でも僕らが全力で君を守るよ!」

ワトソン先生の強い目に、ホームズさんの「大丈夫」と言っているような目に、私の心は迷うことなく選択肢を選ぶ。

「私はーーー」

二人の目を見て、口を開いた。