もっと泣かせて愛したい。【書籍タイトル:一途なイケメン幼なじみは、愛が重すぎる溺愛男子でした。】





ポカン、としているハヅキ。


口が中途半端にあいている。



…こんなハヅキの顔はじめて見た。




「…だって放課後、抱き合って…」



「あれは京星くんの告白を断った日。…最後に10秒だけって言われて」



「…………」





ハヅキはしばらく放心した後、パタリとベッドに倒れた。




「えっ、ハヅキ!?」




「………やられた」





顔を覆ってなぜかうなだれている。





「…ほんと…バッカじゃねぇの」