もっと泣かせて愛したい。【書籍タイトル:一途なイケメン幼なじみは、愛が重すぎる溺愛男子でした。】






ハヅキ、なんかすごく迷惑そうだ。



「えっ、と…」




ど、どうしよう。何から言ったらいいんだろ。とりあえず、素直な私の気持ちを…





「ご…ごめんね」



「だからもういいって…」



「違う。保育園の頃のこと。

ハヅキのこと色々いじめてごめん」



少しの沈黙。


は、と呆れたように息を吐き出すハヅキ。




「…そんな今更な謝罪、しにきたの?暇だねーさぁちゃんも」


「だ、だって。
なんだかんだちゃんと謝ってなかったし…」


「うん、わかった。許さない。で?用は済んだ?ならもう帰って」


「ち、違う。

えっと…」




ハヅキの突き刺すような視線。



こんなに、自分の気持ちを言葉にするのに、もどかしさを感じたのは初めてだ。





「あ…ありがとう」




“ごめん”の次は“ありがとう”



私ってほんと話すのへたくそだ…