もっと泣かせて愛したい。【書籍タイトル:一途なイケメン幼なじみは、愛が重すぎる溺愛男子でした。】





家の中は広くて綺麗で、シンと静まり返っていた。



「…ご、ごめん。今日、家の用事があったんだよね…?」


「あー、いいよ別に。嘘だから」


「嘘!?」


「普通に親は仕事行ってる」




そんな会話をしながら、ハヅキについて階段をのぼる。





「ここ俺の部屋」




はじめて足を踏み入れたハヅキの部屋は、私の部屋と大違いですごく綺麗に整理整頓されていた。





「わ、綺麗にしてるんだね」


「で、何しにきたの?」





どうやらハヅキは私と世間話する気は微塵もないらしく。



面倒くさそうにベッドに座って私を見上げた。