もっと泣かせて愛したい。【書籍タイトル:一途なイケメン幼なじみは、愛が重すぎる溺愛男子でした。】






「言いたいこと言ってねーから、
そんな風になってんだろ?

言って全部ぶちまけて来いよ。そんで一発殴ってきて、俺のかわりに」



「殴っ…!?」



「紗英。

俺お前のことすげー好きだったよ」





窓から入ってきた初夏の風に、金色の髪がフワリと揺れる。





「だから絶対幸せになってほしいんだよ。

隣にいたい奴のところに行けよ」






隣にいたい、奴のところ…