ボトリ、と箸でつまんでいたたまご焼きが落下した。 …自分の思考なのに、自分が追い付かない。 わたし…ハヅキのこと、嫌いだけじゃないんだ。 振り向くと、ハヅキは今日も今日とて女子に囲まれていた。 女子に囲まれているときのハヅキ、というかクラスにいるときはいつも ハヅキは完璧な笑顔の仮面を身に着けている。