「京星くん」 「…なんか珍しい髪形してんな」 「あー、これ?」 なんかあまりに暑いから、髪の毛を全部まとめて、頭の上でお団子にした。 「変かな…?」 「別に」 京星くんが私の隣にドカッと腰かける。 切れ長の瞳と視線があって。 「かわいいよ」 「~っ、ありがと、お世辞でもうれしい」 「本心だけど」 京星くんといると、自分がいつもよりもすごく、“女の子”になった気がして むずむずして、顔が熱くなる。