「はっ…?」
私が聞き返すより早く、私から離れたハヅキが次なるお客さんを迎え入れていた。
ジジョーって、なに。実は女装マニアとか?もう、意味わかんないっ。
「―――うっそ、ハヅキーッ!?」
(空気のような)私とハヅキが席で接客していると、突然響き渡った女子の声。
見ると、他校の制服を着た女子が、ハヅキをビシッと指さしていた。
ていうか…めちゃくちゃ、可愛い!
ちょっときつそうな猫目に、バッチリ施されたメイク。髪の毛はストレートの黒髪にピンクのアッシュで、さらさらと教室にわずかに吹き込む風になびいている。
だれ!この美人は!!



