それからハヅキはずーっとひたすら、いろんな男子をメイドとしてメロメロにさせていた。
なぜか私と同じテーブルに必ずついてまわって、私とお客さんが喋るのを阻害するように、ひたすら喋りまくっている。
そして必要以上の食べ物をオーダーさせ店の売り上げに貢献。さらには、
「このお皿さげて。あ、それからここ汚れてるからふいといて」
「はっ…はい!」
思わずソファを雑巾でこすってしまってからハッと気付く。
これじゃメイドっていうか、ハヅキのパシりじゃん、ただの!
「あんた何がしたいの!?」
ついに私は文句を言った。



