「わかってないなぁハヅキ!あんなに仏頂面なのに、さりげなく心配してくれて愛のある一言…くーっ!つんでれ!」 「……バカじゃないの」 「バカじゃないよ!まったく、女心がわかってないなぁ。 私でもたぶん京星くんを指名すると思うよ」 そう言ってフライパンの上のパンケーキに視線を落とした、瞬間。 「……それすっげームカつくわ」 そんな低い声とともに、パンケーキの真ん中に伸びてきたハヅキの指。 「あ!?」 まだ生焼けだったパンケーキの真ん中に、穴。 なっ…