もっと泣かせて愛したい。【書籍タイトル:一途なイケメン幼なじみは、愛が重すぎる溺愛男子でした。】






「わかってないなぁハヅキ!あんなに仏頂面なのに、さりげなく心配してくれて愛のある一言…くーっ!つんでれ!」


「……バカじゃないの」


「バカじゃないよ!まったく、女心がわかってないなぁ。
私でもたぶん京星くんを指名すると思うよ」




そう言ってフライパンの上のパンケーキに視線を落とした、瞬間。





「……それすっげームカつくわ」





そんな低い声とともに、パンケーキの真ん中に伸びてきたハヅキの指。





「あ!?」





まだ生焼けだったパンケーキの真ん中に、穴。





なっ…