もっと泣かせて愛したい。【書籍タイトル:一途なイケメン幼なじみは、愛が重すぎる溺愛男子でした。】







「おい、また紗英のことイジめてんのかよハヅキ」




私たちに気付いた京星くんがこっちにやって来た。



ハヅキが私の口をつまんだまま笑顔で舌打ちをする。




「でたー、キョーセーくん。
正義のミカタ気取りですかー?」



「いいからその手離せ」





ハヅキが渋々私の口から手を離した、と思ったら




ビシッ!





「痛っ!」





なんでデコピンすんの!?