もっと泣かせて愛したい。【書籍タイトル:一途なイケメン幼なじみは、愛が重すぎる溺愛男子でした。】







“さぁちゃん”





…たしかに呼ばれてたことがある。




それもすごく昔に。






たった一人の…







『さぁちゃん、ぼく、さぁちゃんのことだーいすき!』







天使みたいな男の子に。