「絶対許さないから」 ピタッと足を止めた私。つられてハヅキも足を止めて、振り向く。 「特技がオナラとか言って」 「俺は可愛いと思うよ?」 「足思いっきり踏んづけたでしょ!」 「あれはさぁちゃんが悪い」 全然悪びれてないハヅキ。 「あんなに顔真っ赤にして睨みつけてくんだもん。やめてよね、あーゆう顔外ですんの」 いつのまにか距離を詰めていたハヅキが、私の顎をクイッと持ち上げる。 「さぁちゃんのこーゆう顔見れんのは、世界で俺だけでいいよ」