中学の頃の友達は、制服が可愛くて電車通学が出来る、まるで絵に描いたような憧れの『高校生』になれるような、ランクの高い学校へ入学し、離れ離れとなった。

一緒に受験勉強を頑張ったけれど、私がその高校を受験することはついに叶わなかった。




そうして、結局私は自宅から近いだけが取り柄となった高校へ入学し、三ヶ月が経った。