大輝「俺はしたいの」
○○「私は嫌なの!」
大輝「ほら、やっぱり嫌なんだろ」
○○「嫌と嫌いは違うでしょ!」
大輝「じゃあどう違うか説明してよ!」

それがこの結末を招いた。

○○「だいきなんか知らない!」
大輝「俺だって」

典型的なけんか別れ。
○○が去っていくのを、俺はただ黙って見ていた。

後悔はしてない。
でもそれもきっと、今だけだ。

……なんて、早くも弱音を吐いている自分が情けない。

乾いた笑い声は独りぼっちの部屋にはよく響いた__。