○○を悲しませてしまった俺には、追いかける資格なんてない。 部屋の中にしゃがみ込んで、イヤリングを拾い上げる。 キラキラと光るそれを、ぼんやりと見つめて。 照「ごめん......」 呟いた声は、誰に聞かれることもなく空気に溶けていった__。 ②