好きだけど





















「んーーー」





外は真っ暗で誰かが手を握っていた。




よく見るとそこには遊星だった。









「………………ゆぅ…せぃくん」





「莉子‼︎ぁーよかったーーー
 目覚ましてー
 間に合わなくてごめんなー
 急いで来てドアの前に立ったら
 看護婦さんがちょうど出てきて
 今生まれました!
 って教えてくれて入ったら
 莉子が意識なくてめっちゃ焦ったよ!」




遊星はすごい勢いで話してびっくりした