一方、憂、蓮、ハルの方では、




「ハル。俺さ、古海ちゃんに言ったよ。好きだ。って」




「...。そっか」




一瞬動揺したようにも見えたが、即時に答えた。




「蓮は?言わねぇの?」




「え!?俺は、來がいるからいいよ。しかも、古海ちゃんはもう吹っ切れたし。」




こっちもこっちで楽しそうに恋バナをしていたみたいだった。




昼食を終えると、借り物競争があり、いつの間にか体育祭は終わりを迎えた。