そう言われた古海は、即答で笑顔になった。




「いえ!紫水くんは紫水くんでまた違う幸せがあるので!」




「まぶし...」




時刻はお昼なため、ハルも食べずに来ているので、古海は軽めの昼食を作ってきた。




「どーぞ!」




「フッ...。あんま無理すんなよ」




そう言って、コンシーラーで隠してあるはずの目の下のクマに触れるハル。




「なぜかわからないけど、紫水くんの事だったら、なんでも頑張れる気がするんです。紫水くんがいなくても、考えてるだけで幸せなんです!」