正しい恋を教えてください。

すると、來は古海の肩に頭を乗せた。




「來?」




「本当はね怖いんだ...。古海が有名になって、忙しくなって、今のハルみたいに学校に来なくなったら...。今みたいに仲良くなれないだろうし...」




來の心の気持ちを知った古海は、子供をあやすように頭をそっと撫でた。




「真面目に話してるんだよ?」




「うん。真面目に聞いてるよ。私は來から絶対離れないよ。何があっても絶対來に話すし、來に何かあったら絶対話聞く」