正しい恋を教えてください。

ハルがため息をつきながら廊下を歩いてると、古海が走ってきた。




「紫水くん!これ!バレンタイン!」




ハルは、静かに受け取った後、古海の髪を優しく触った。




目の前でこうやって触れる。




安心なはずなのに...。




付き合っているというのは、時に不安にさせてしまう。




心変わりされるのが怖い。