正しい恋を教えてください。

古海は、思わず手を伸ばした。




その先には、冷たいハルの頬があり、そのまま古海の唇とハルの唇はあっさりと触れ合った。




今まで、古海からすることはなかった。




それにハルはすごく驚いていた。




「どうした?」




古海は、何も答えず、そのままハルの体の中に蹲った。




唯一見える耳元は、真っ赤になっていた。




ハルは、嬉しそうに笑った。