濁りの無いその瞳は何か素通しのガラスのような感じもちらつくほどのもので、その目が古海の口を開けた。




「いきなり...2人の仲を否定する方が現れて...」




「だれ?」




ハルは、古海に顔を近づけた。




そのときに、付けているスタッドピアスがきらりと光り、それも古海の口を緩める。




「わからないけど、名札に、羽月って書いてありました」




「そ」