正しい恋を教えてください。

翌日。




來とのお昼ご飯はやめ、ハルと食べることにした。




「昨日...なにしてました?私、すっごい暇だったんですよ」




「特に何も」




嘘をつかれた。




2人で買い物していたくせに。




何も無いはずがない。




初めて裏切られた感じがして、そのまま泣いてしまった。




「え!どうしたんだよ!」




「なんでもないです!...なんでもないです...」




古海は、その場の空気に耐えきれず、お弁当をもって逃げてしまった。