古海も念の為、舞台裏へ行った。




「どうすんの!?」




大忙しでバタバタとしている人に古海が事情を聞くと、リハの時に裾を破ってしまったモデルが、罪悪感があるからと、逃げてしまったらしい。




「どうすんだよ!」




「せっかく作ってもらったのに...」




すると、1人の子がじっくり古海を見ていた。