正しい恋を教えてください。

「合格...。私が...?」




さっそく慌ててテレビ局に行った。




廊下の奥には人だかりと、ハル、審査員がいた。




「ごめんなさい!遅れまし...」




「遅かったね!古海ちゃん」




目の前に出てきたのは、望音だった。




「どう?合格して嬉しい?でもね、あなたは合格じゃないんだよ?」