正しい恋を教えてください。

翌日。




体育祭があったため、次の日は休みだった。




学校側も、子供たちを配慮してのことだろう。




古海は、することも無く、ただ暇していた。




『來、今日遊ばない?』




『ごめんねー!用事があって...!』




「はぁー...。來はダメか...」




古海は、少し都市圏の方へ遊びに行った。




久しぶりの都会で、少しテンションが上がってしまった古海は、色んな所にちょこまかと走って行った。




だが、都会は恐ろしく、だれもよけてくれないため、歩くことはほぼ不可能になってしまった。