出演部の終わりには、借り物競争があった。




借り物競争には、古海も出ることになっていたため、準備をした。




パァンとした音と共に、髪に書かれた文字を読んだ。




「友達の、好きな人」




古海はすぐに閃いた。




そして、相手を探すべくウロウロしていると、小さなコーンに気づかず、そのまま転げそうになった。




でも、砂利の痛さがない。