そう言って、ハルのダンス姿の写真を撮っていた望音。




その隣には、ゆなもいた。




「あ、美影さんオーディション受けるらしいじゃんない。」




「え!?暇だったんだね!」




胸に刺さる言葉だった。




「どんな事があっても、気持ちは変わらないから」




「一体何の話ー?」




たまに出てくる望音の悪魔さに誰も気づかないのがおかしいぐらいだ。