コーヒーのお味はいかが?

それでもモニターに写しだせれる波形は、生きていることを意味するもので・・・

それがまた、切なくさせる。

あたしは立ち尽くしたまま、お母さんのことを見つめる。


「橘さんのご家族の方ですよね?」


いつの間にか病室に来ていた看護師に、小さく頷く。


「・・・結可先輩」

「まひろちゃん」


彼女は、前の職場の後輩看護師だ。


「じゃ、橘さんの娘さんって、結可先輩だったんですね」

「うん」

「そうなんですね。え、っと、電話でも話した通り・・・その・・・」


言いにくそうなまひろちゃんに、あたしは小さな笑みを浮かべる。


「わかってる。病状も聞いてるし、モニター見たらわかる」

「そうですよね」


困ったように、まひろちゃんは苦笑いを浮かべる。