コーヒーのお味はいかが?

「来なくて良いわよ。その代わり、時間ある時で良いから、お父さんの様子見てきてよ。煌樹もいるから大丈夫だと思うけど、お父さん仕事しか出来ない人だから」

「言うと思った。でも、勝手にお見舞いに行くから。後、お父さんのことは心配しなくて良いよ。今度の休みにでも、会いに行ってくるから」

「お願いね、結可」


そして、その日の夜。

シングルのベットに、お母さんと一緒に寝た。

冷静に受け止めたつもりだったが、お母さんが居なくなってしまうと言う現実に押し潰されそうで、ただ涙が溢れた。

そんなあたしに、お母さんは何も言わず、優しく背中を擦ってくれた。

その手に安心して、いつの間にか眠りについた。