「お願い、結可。これはお母さん人生だから、お母さんの好きにさせて」
改まって頼み込むに、ペンを取りに1度席を立つ。
「ホントに、みんなに教えないの?」
お母さんの人生だから、お母さんが望むようにしたら良い。
でも、せめて子ども達には、教えてあげた方がいいのではないだろうか?
「教えない。あの子たちは「自分で医者になる」って決めたの。親が病気になったくらいで、仕事を放り投げるような医者に、誰が診て欲しいって言うのよ」
「でも・・・」
「結可が看護師になった時にも言ったと思うけど、医者や看護師になった以上、自分の家族がどうなろうとも、1人でも多くの命を救うことを優先すべきよ。そこに私情なんて、言い訳にはならない」
確かに、似たようなことを言われた。
改まって頼み込むに、ペンを取りに1度席を立つ。
「ホントに、みんなに教えないの?」
お母さんの人生だから、お母さんが望むようにしたら良い。
でも、せめて子ども達には、教えてあげた方がいいのではないだろうか?
「教えない。あの子たちは「自分で医者になる」って決めたの。親が病気になったくらいで、仕事を放り投げるような医者に、誰が診て欲しいって言うのよ」
「でも・・・」
「結可が看護師になった時にも言ったと思うけど、医者や看護師になった以上、自分の家族がどうなろうとも、1人でも多くの命を救うことを優先すべきよ。そこに私情なんて、言い訳にはならない」
確かに、似たようなことを言われた。



